入浴前後の水分補給

乾燥肌対策のためにお風呂に入る時、どれぐらいの量の水をどのタイミングで飲めば良いのかご存じですか??入浴中は乾燥肌対策の成功を決めるのはバスタイム・・・と言っても過言ではありません。

水分補給の量とタイミングを間違えてしまうと、せっかくお風呂に入っても乾燥肌対策どころか健康を損ねる事態に陥る恐れもあるので要注意です。お風呂に入る30分前に、コップ1杯の冷え過ぎていない水を飲むのが“正解”です。

1杯だけでは足りないので、お風呂から上がったあとにもう1杯飲んで水分を補給します。

温泉宿では部屋に通されたあとに、お茶を出して貰えます。入浴前のお茶は身体をリラックスする役目、内側から温める役目があります。いわば体内かけ湯とも言える大事なプロセスで、乾燥肌対策にも効果的です。

体内の水分量が足りないと血液がねばついてしまい、血栓ができる原因にもなります。手足の先まで血を巡らせるためには、細い毛細血管もすんなりと通る粘度の低い血液にしなければなりません。

どろどろした血液のまま長く湯船に浸かるのは、年齢や健康状態によってはとても危険な行為だと自覚しましょう。血管が詰まり、脳卒中が起きるリスクも伴います。湯船に浸かったのにあまり疲れが取れなかった、と感じる場合は水分不足が考えられます。

乾燥肌対策のために、お風呂から上がったあとに水を大量に飲む女性もいらっしゃいますが、せっかく上昇した体温が一気に下がってしまう可能性があります。

発汗によって失われたミネラルを補うためにイオン飲料を飲む場合でも、できれば常温に戻しておくのが理想的です。

シャワーの水圧

乾燥肌対策とシャワーの水圧の関係はご存じでしょうか?? 乾燥肌対策のために毎日バスタイムで頑張っている女性は大勢いらっしゃいますが、シャワーの水圧まで意識している方はそう多くありません。

実は水圧によって、入浴中の乾燥肌対策が台無しになる恐れがあるので要注意です。

気持ち良いと感じるシャワーの圧力は、結構強めですよね。特に湯船に浸かる時間がない時は、強めの圧力でシャワーを浴び、爽快感を味わうと共に時間短縮を狙うケースも珍しくありません。

けれどシャワーを使わない乾燥肌対策を実践している美容家もいるぐらい、水圧による刺激は小さくありません。水圧が強過ぎると石鹸の泡や汚れだけではなく、角質層までガタガタになる恐れがあります。

お風呂に入っている時に濡れて蒸された皮膚は、自分で思う以上に表皮細胞が崩れやすくなっています。手のひらで汗を拭うだけでも刺激になるのに、強い水圧のシャワーを素肌に浴びてしまうと一気に角質が剥がれ落ちてしまいます。

乾燥肌対策に励んでいるのに中々手応えを感じることができずにいるなら、一度シャワーの強さをチェックしてみて下さい。マックスまで出さずに、弱めにしてお湯をあてるとお風呂上がりの乾き具合がだいぶ違うはずです。

最近は皮膚に圧力を加え過ぎないシャワーヘッドもたくさん出ていますので、ヘッドごと取り替えるのも一案です。強めに出しても方向が分散し、ミスト状になるタイプも人気を集めています。

乾燥肌対策になる温度

乾燥肌対策になる温度とならない温度の判断方法はご存じでしょうか?? お風呂に入る時に温度のことまであまり意識しない方が大半ですが、熱めのお湯を好む方は注意が必要です。一般的にはぬるめと言われる38度でも、乾燥肌対策のための入浴では少し熱いぐらいです。
基本的に、体温とほぼ同じ温度のお湯がベストで、皮脂を守ることができます。熱過ぎるお湯に入ると、皮膚が直接触れ合うので皮脂が剥がれ落ちやすくなります。

肌が濡れ、湯気で蒸されている時、考えている以上に角質層は脆くなっています。体温よりも熱いお湯に浸かると激しくこすらなくても角質が剥がれ、お風呂上がりの乾燥肌対策では追いつかないほどのドライスキンになりかねません。

もちろん、ぬる過ぎると心地良いと感じられませんし、身体が冷えて血の巡りも悪くなるので無理は禁物です。40度を超えない範囲で妥協できる温度を探りましょう。

入浴剤もおおいに利用して下さい。多少お湯がぬるくてもミネラルソルトや米ぬかなど、保湿や冷え対策になる成分をプラスすることで、実際の温度よりも温かく感じるものです。乾燥肌対策としてもプラスアルファ効果を得られますので、さら湯よりも断然おすすめです。

ちなみに、湯船に浸かりながらパックする時はお湯の温度が下がり過ぎないよう必ず追い焚きもして下さい。15分以上パックしているのに、冷え続けているお湯にずっと浸かっている方もいらっしゃいますが、身体が冷えてしまっては意味がありません。

長湯は乾燥肌対策にならない?!

乾燥肌対策のためにできるだけ長くお風呂に浸かろう・・・と頑張っているなら、もしかして“やり過ぎ“かもしれません。美容専門家からも度々「長湯は乾燥肌対策にならない」と指摘されているので、湯船に浸かるのは20分以内に抑えましょう。

特に40度近い湯温で長湯するのは、肌のバリア機能を一気にダウンさせてしまいます。半身浴にしても全身浴にしても、体温に近い温度で10分から20分浸かるのが理想的です。

ファンデーションを塗っても剥がれ落ちてしまうほどのドライスキンなら、湯船に使っている間もローションやクリームを塗って角質層を整えておいた方が無難かも知れません。

入浴中に本を一冊読み終えてしまうケースや、バスタブの中でツボ押しやマッサージに励むケースも注意が必要です。何事もほどほどが大切で、くらくら目眩がするほど長時間お湯に入ると、皮膚も疲れてしまいます。

バスタイムにぴったりのシートパックも、15分以上貼り続けると乾き始めるので用心して下さい。乾き始めたシートは皮膚に潤いを与えるどころか、肌の水気を奪おうとします。製品に記載されている塗布時間を守ることが大切です。

もし貼りっぱなしでいたいなら、クリームタイプやシリコンタイプのパックを使いましょう。

一旦角質層が衰えると、回復するまでに時間がかかります。10代、20代前半なら1ヶ月経たずに新しい皮膚が再生しますが、30代以降はどんどんペースが遅くなります。ただでさえスローペースになった生まれ変わりのサイクルが、長湯などの間違った乾燥肌対策でさらに遅くなるパターンが増えています。

石鹸が乾燥肌の原因に

乾燥肌対策用の石鹸で身体を洗っているのに、今年も肌がカサカサする・・・とお悩みではありませんか??

もちろん石鹸だけでドライスキンを一気に改善することはできませんが、ボディソープのせいで他の乾燥肌対策の効果が半減してしまっているかも知れません。

特に避けたいなら、リキッドタイプの石鹸です。泡立ちも良く、しっとり洗い上がるので保湿効果が高いと思われがちですが、乾燥肌対策にならない余計な成分もたっぷり配合されています。

いくら保湿成分が入っていても、石油系の添加成分も多いと、角質層が刺激を受けてしまいます。肌の潤いに自信がないなら、シンプルな固形石鹸に切り替えてみて下さい。汚れだけを落とす昔ながらの石鹸は、刺激が少ない上に泡切れもよく、ぬるぬるしません。

痒みが出るほど乾燥肌がひどくなっている時は、石鹸は使わずお湯だけで洗う方法を試してみましょう。少しギトギトする部分だけ固形石鹸の泡で洗い、全身はぬるま湯ですすぎ洗いします。

角質層を傷つけるブラシやタオルも厳禁で、手で撫でるようにして汚れを落として下さい。シャワーを浴びながらぼんやり考え事をして、水圧の強いお湯を浴びっぱなし・・・なんて入り方もNGです。

ちなみに、シャワーの浴び過ぎも乾燥肌対策になりませんが、泡が残ってしまっているほどすすぎが足りないのも問題です。背中や脇、膝の裏など石鹸のカスが残りやすい部分も忘れずに、洗浄成分をよく洗い流しましょう。